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Dualが日本再上陸!レコードの歴史を振り返る
12月10日からスタジオイクプメントがドイツのターンテーブルブランド”Dual”の取り扱いを開始することが発表されました。
Dualの創業は1907年。当時流行り出したレコードプレーヤー・ターンテーブルの製造販売としてスタートし、戦後はオーディオメーカーとして名を馳せた老舗ブランドです。
日本への上陸は約20年ぶりということで、少しレコードの歴史を振り返ってみましょう。
日本でのレコード初公開は1903年
LPレコードの前身、SPレコードが日本で初めてお披露目されたのは、今から約120年前の1903年のこと。
1910年代に入ってからは、演説などを広めるメディアとしての役割や、児童文化の向上を目指してお伽歌劇の製作を強めるメーカーも現れました。
1920年代に入ると、日本のレコード産業は超繁忙期に。それと同時に洋楽レコードの愛好者も増加がみられました。
そこから歌はもちろん、演説や語学など、さまざまな”音”がレコードに刻まれていきました。
少しタイムスリップして、1950年代以降。
国産のLPが発売されてからは日本のレコード産業も音楽に力を入れ始め、ミリオンセラーを続出させました。
生活の一部になっていたと言っても過言ではないですよね。
1970年代になるとLPの生産量は減少し、1986年にはCDがLPの国内生産枚数を追い越しました。
レコードは昔の遺産?
ここまでを見ると、レコード(LP)の時代は過去のこと…と思えてしまいますが、そんなことはありません。
2020年にはアメリカでアナログレコードの売り上げがCDを上回ったんです。
ただ綺麗な音を聴くなら、サブスクリプションでも聴けてしまうこの時代。
レコードの奥深さに魅了されている人が増えているのかもしれませんね。
そして、Dualの日本再上陸。
レトロブームもさることながら、レコードの魅力が少しでも広まればいいですよね。
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