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【和楽器買取に役立つ】基本的な和楽器のメンテナンス方法
和楽器は木や皮を使用していることから、定期的なお手入れと温度・湿度管理が必要な楽器です。
いざ手放そうと思った時に、状態が悪いと買取査定には出せないことも…
日々のお手入れと、来たる買取査定のために知っておきたいポイントをまとめました。
使用されている材質によっても適正なお手入れは変わりますが、ここでは一般的な和楽器の基本的なメンテナンス方法をご紹介します。
三味線の基本的なメンテナンス
温度・湿度の変化に注意
三味線に使われている木材や皮は、温度や湿度の変化に弱い素材です。
地域にもよりますが、高温多湿な夏、寒く乾燥しがちな冬は特に注意が必要です。
人が快適に過ごせる温度・湿度を保つようにしましょう。
基本的には直射日光が当たらず、適度に乾燥した場所での保管がおすすめです。
専用ケースにしまう際は、一緒に和楽器用の乾燥剤を入れておくと、適度に吸湿してくれます。
湿度が気になる季節は、エアコンや扇風機を使用して適度に乾燥させる方法も効果的ですが、急激な温度の変化にも注意が必要です。
直接風が当たらないように置くことを意識しましょう。
三味線を弾いた後のメンテナンス
演奏後は、少なからず手の脂や汗が付着するため、カビ発生の原因になりかねません。
脂や汗、ホコリをしっかりと拭き取りましょう。
拭き取る際は、綺麗な手ぬぐいや艶ふきんを使用して、棹・鉢・胴を丁寧に乾拭きしてください。
棹を拭く際は、糸と棹の間もしっかりと拭くために糸巻きを緩めましょう。
棹の歪みを防ぐために、緩めた糸はそのままで収納します。
糸を張ったまま長い時間が経つと、糸の張力によって棹が歪んでしまうことがあるので注意してください。
太鼓の皮について
太鼓の皮は長い期間演奏せずに保管していると、破損しやすくなってしまいます。
保管しているだけだと特定の方向に皮が引っ張られている状態ですが、演奏をして革に振動を伝えることで様々な方向にバランスよく引っ張られることになります。
バランスよく引っ張られることで皮が破れるまでの期間を延ばすことができるので、適度に演奏をすることが望ましいです。
尺八の基本的なメンテナンス
乾燥・温度変化による割れ
三味線同様、木を使用しているため乾燥や急激な温度変化に弱い楽器です。
冬場にホットカーペットの上に置いたままにしたり、エアコンの風が直接当たる場所に置くことも危険です。
尺八に使用されている竹は温度や湿度の変化に応じて伸縮を繰り返します。
この伸縮で耐えきれない状況になったときに割れてしまいます。
割れを防ぐには油分を与える
油分が竹に染み込むことで保湿効果が期待できます。
保湿としてよく使われるのは、クルミ油やオリーブオイル、椿油などです。
また、油を塗ることで光沢が生まれるメリットもあります。
ただ、その一方で、油を塗ることで竹の色は濃くなっていきますので、色の変化には注意しましょう。
尺八を演奏した後のメンテナンス
尺八を演奏した後は、そのまま放置したり保管せずに、内部の水分をしっかりと拭き取りましょう。
水分が残っていると、漆が剥げる原因になってしまいます。
露切りなどを使用して、水分が残らないように注意してください。
尺八にとって、演奏することは割れを防ぐことにもつながります。
演奏し、息を通すことで湿度を与えられるため、プロの演奏家の場合は油を塗らない人も多いようです。
手放すタイミングが来たら、買取査定へ
今回ご紹介したような基本的なメンテナンスを行なっていると、手放すタイミングが来た時に売却できる可能性があります。
オーディオ・楽器買取を行うEZOAUDIOなら、細かい部分までしっかりと拝見して査定させていただきます。
メンテナンスを定期的に行い、保管状況が良ければ思わぬ高額買取になることも!
ご家族・ご親戚から譲り受けた和楽器は、丁寧にメンテナンスをして来たる日に備えてみてはいかがでしょうか?
EZO AUDIOでは三味線・尺八などの和楽器はもちろん、楽器の各種アクセサリー類まで幅広く買取をさせていただいております。
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