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【豆知識】知ってみると面白い、ヘッドフォンの歴史
街中ではイヤフォンをしている人が多くなってきましたが、ヘッドフォンも根強い人気があります。
近年では、ファッションアイテムとして身につけている人も多く見かけますよね。
ヘッドフォンはイヤフォンとは異なり、耳をスポッと覆ってくれるのが特徴です。
ノイズキャンセルとはまた別に、音に集中できる環境を作り出してくれるのもヘッドフォンの魅力ではないでしょうか。
そんなヘッドフォンですが、その歴史はご存知ですか?
今回は意外と知られていないヘッドフォンの歴史をご紹介します。
音楽のために作られたものではない!?
ヘッドフォンは最初から音楽のために作られたものではありません。
1880年代に、電話交換手のために作られました。
電話交換手とは、電話が誕生して間もない頃に働いていた職業者です。
当時の電話は直接かけたい相手の電話にかけるのではなく、仲介となる電話局に電話をかけ、誰に電話を繋いで欲しいのかを伝えて、電話交換手にその相手の回線に繋いでもらっていました。
電話が普及すると、電話局に多くの人が電話をかけて話したい相手を呼び出してもらおうとします。
その際に電話交換手が他の人の電話と聞き間違えないために、自分が今受信している人の言っていることをよく聞こえるようにするためにヘッドフォンが作られたと言われています。
この時のヘッドフォンは両耳ではなく、片耳だけを覆う形をしていました。
職場として必要な指示などを聞き取るためかも知れませんが、それでもヘッドフォンは約4.5キロもあったと言われています。
音楽鑑賞用は10年後
ヘッドフォンが音楽と繋がるのは1895年になります。
イギリスでエレクトロフォントいう有線放送が発展しだしたのです。
エレクトロフォントは劇場や教会などに設置されたマイクで拾った音声を、電話線にのせて家庭に届けるというものです。
この時のヘッドフォンは家庭でオペラ鑑賞ができるように作られたため、現在とは異なる形をしていました。
その後、ヘッドフォンはまた音楽と離れます。
アメリカの電気技師だったボールドウィンが現在のヘッドフォンの原型を開発しました。
騒音の中でも音が鮮明に聞き取れる高品質なもので、その性能が海軍の目にとまり無線傍受などに使われたと言われています。
ボールドウィンの開発から約50年後、アメリカのコスが音楽鑑賞用のヘッドフォンを開発・発売しました。
この開発がヘッドフォンのイメージを戦場から音楽にシフトさせて、人々に受け入れられるようになりました。
現在、ヘッドフォンが音楽鑑賞のためというイメージがあるのは、このコスの販売のおかげとも言えます。
進化するヘッドフォン
その後、ヘッドフォンは日本にも伝わり広く使用されるようになりました。
1979年にはSONYが携帯可能なレコードプレーヤー「ウォークマン」を発売し、そのウォークマンと合わせて発売されたヘッドフォンは、従来よりも小型になり持ち運びが簡単なものに変化しました。
それ以降、屋内外を問わずヘッドフォンで音楽を聴くことが手軽で身近なものになります。
現在ではさらに進化し、ヘッドフォンはワイヤレスで使用できるようになりました。
今となってはイヤフォンも含めてワイヤレスが一般的になりつつありますが、ヘッドフォン誕生時から考えると、凄まじい進化と言えるでしょう。
ワイヤレスの他もノイズキャンセリング機能が搭載されるなど、音に没入できる機会を提供してくれています。
これから先のヘッドフォンがどのように進化していくのか楽しみですよね。
みなさんはどのようなヘッドフォンが誕生して欲しいでしょうか?
ヘッドフォンの買取もエゾオーディオにおまかせください
今回はヘッドフォンの歴史をご紹介しました。
普段は気にもしないことでも、実際に知ってみると意外と興味深いのではないでしょうか。
エゾオーディオではヘッドフォンの買取・販売も行っております。
今まで使っていたヘッドフォンを手放したい方も、新たにヘッドフォンと出会いたい方も一度エゾオーディオまでお越しください。
お客様の要望に可能な限り寄り添ってお手伝いいたします。
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